苦手な国語を克服しよう

読解力を養うための基本、いろいろ

今日覚えたい日本語5つ


惜敗・惜別・惜春・ 賦(ふ)

1 惜敗「せきはい」

競技や試合などで、わずかの差で負けること。
例「善戦むなしく惜敗する」

2 善戦「ぜんせん」

力を尽くしてよく戦い抜くこと。
多く、力の弱いほう、負けたほうの戦いぶりにいう。
例「善戦したが力及ばず敗れる」

3 惜別「せきべつ」

別れを惜しむこと。
例「惜別の情」

4 惜春「せきしゅん」

行く春を惜しむこと。
また、過ぎ行く青春を惜しむこと。
例「惜春賦」

5 賦(ふ)

中国古典文学の代表的な文体の一つ。漢代に形成された。
辞賦(じふ)ともいう。
賦とは、元来、敷き延べる意。
したがって全編にわたり華麗な辞句を連ね、数十句から数百句に
も及ぶ長編作品がほとんどを占める。
抒情詩的要素が少なく、事物を羅列的に描写する。
事物の名前を列挙することを特徴とするので、
日本では古来、かぞえうたと称された。
漢書』芸文志に「歌わずじて誦ず、これを賦と謂う」とあり、
漢詩が歌謡から生まれたのに対し、賦はもとより朗読されるもの
であったと考えられる。
接続詞なども多く使われ、散文の要素が多く取り入れられている。
文体の性格としては漢詩と散文の中間に位置する。