苦手な国語を克服しよう

読解力を養うための基本、いろいろ

今日覚えたい日本語5つ

 


1。御為倒し(おためごかし)


相手のためを思って行動しているように見せて、
実はウラで自分の利益になるように画策している


2。問うに落ちず、語るに落ちる


質問すれば用心して答えるが、自分から話しだして、ボロが出ること

 

3。語るに足る


語るだけの価値がある


4。名誉挽回と汚名返上


汚名挽回は×


5。汚名を雪ぐ(そそぐ、すすぐ)


汚名を晴らすは×

今日覚えたい日本語5つ

 


言葉は意味と一致してはじめて役に立つ。
耳にしたことのある言葉を、正確にとらえて、
口で説明できるようにする。
意味を曖昧なまま記憶すると、曖昧にズレた
ところから意味が壊れていく。

 

1.的を射る 当を得る


道理に適っている、ポイントがしっかり押さえられている


2.暗中的を射る


皆目見当がつかない

 

3.三日に上げず(あげず)

 

三日もあいだを空けないで毎日のように、しょっちゅう

 

4.三日と空けず

 

三日に上げず、と同意

 

5.寸暇を惜しむ

 

少しの時間も無駄にしない

今日覚えたい日本語5つ


1.滂沱の涙(ぼうだ)


とめどなくあふれ出る涙


2.肌に粟が生じる(あわ)


恐怖や寒さで。鳥肌と一緒


3.今昔の感が深い


今と昔の違いに驚き、感慨深い


4.贔屓の引き倒し(ひいきのひきだおし)


贔屓することで逆にその人をダメにしてしまうこと


5.わりない仲


深い仲。理屈では割り切れない深い仲。

 

今日覚えたい日本語5つ

 

1.木で鼻をくくる


    そっけなくて無愛想

 

2.弓を引く

 

    反抗する

 

3.弓をはずす

 

    武装解除

 

4.笠に着る

 

    他人の権威を借りて威張ること
    例文・・社長の知人という立場を笠に着て

 

5.図に乗る


    調子に乗りすぎる

 

 

今日覚えたい日本語5つ

今日覚えたい日本語5つ、
まずは羅列して。
意味は下の方にまとめて。


①にべもない

②灰汁が抜ける(あく)

③如才ない(じょさい)

④したり顔

⑤口さがない



それぞれの意味は、

①そっけないの意
 例文・・にべもなく断る

②嫌味やあくどさがなくなり、さらりとした人に


③機転が利いて愛想がいい


④得意満面
 例文・・したり顔で話す

⑤人の悪口を平気で言う、口うるさい

今日覚えたい日本語5つ

 


①けれんみ


②益体もない(やくたい)


③間髪を容れず(入れず)(かん、はつ)


④なんなんとする


⑤そばづえ

 

それぞれの意味は、


①はったり、ごまかし(演劇用語)


②役に立たない


③少しの時間も置かない、すぐに
 間に髪もはさまないほど、という意味なので、
 間(カン)、髪「ハツ」を入れずであって、
 間髪という熟語はないし、カンパツとも読まない。


④まさに、なろうとする
 例文・・日没になんなんとするが、、


⑤とばっちりを受けて災難を被る

今日覚えたい日本語5つ


惜敗・惜別・惜春・ 賦(ふ)

1 惜敗「せきはい」

競技や試合などで、わずかの差で負けること。
例「善戦むなしく惜敗する」

2 善戦「ぜんせん」

力を尽くしてよく戦い抜くこと。
多く、力の弱いほう、負けたほうの戦いぶりにいう。
例「善戦したが力及ばず敗れる」

3 惜別「せきべつ」

別れを惜しむこと。
例「惜別の情」

4 惜春「せきしゅん」

行く春を惜しむこと。
また、過ぎ行く青春を惜しむこと。
例「惜春賦」

5 賦(ふ)

中国古典文学の代表的な文体の一つ。漢代に形成された。
辞賦(じふ)ともいう。
賦とは、元来、敷き延べる意。
したがって全編にわたり華麗な辞句を連ね、数十句から数百句に
も及ぶ長編作品がほとんどを占める。
抒情詩的要素が少なく、事物を羅列的に描写する。
事物の名前を列挙することを特徴とするので、
日本では古来、かぞえうたと称された。
漢書』芸文志に「歌わずじて誦ず、これを賦と謂う」とあり、
漢詩が歌謡から生まれたのに対し、賦はもとより朗読されるもの
であったと考えられる。
接続詞なども多く使われ、散文の要素が多く取り入れられている。
文体の性格としては漢詩と散文の中間に位置する。